
開院1年を機に歯科コラムを開設させていただきました。
不定期での投稿となりますが、「当院に関すること」、「歯科に関すること」などを閲覧していただいた方にわかりやすいように執筆していければと思います。
初回の今回は「ふくもと歯科医院」のこれまでの歩みと自己紹介をさせていただければと思います。
「福本歯科医院」は私の祖父である福本哲也が岸和田市沼町で開院しました。
戦後の高度経済成長期の時代に開院しましたが、間もなくその当時の流行り病により他界しました。その当時、私の父である福本穂髙はまだ小学生であり、一度閉院を余儀なくされましたが、私の祖母は父が歯科医師免許を取得するまで歯科医院の経営を行っていました。

その後、父は40年ほど歯科医療を通じて地域医療に貢献しておりました。
2021年に父が他界し、医院も老朽化していたこともあり一度「福本歯科」は閉院、取り壊しを行うこととなりました。

それまで私、福本貴宏は歯科医師免許取得後、大阪歯科大学有歯補綴咬合学講座で大学院を卒業、助教として大学病院勤務しながら学生や若手歯科医師の指導を行ってきました。大学病院では博士号(歯学)、補綴(かぶせもの)の認定医を取得しました。
専門はスポーツ歯学を研究し、論文を海外で発表も行い、充実した大学病院勤務生活を送っていました。ちょうどそのころに父が病で倒れ父の後を継ぐ決意をしました。
その後開業医にて勤務したのち祖父、父が開業していた岸和田、沼町にて新規医院を開院し、継承する形となりました。

私は岸和田の地で生まれ育ち、城内小学校、岸城中学校、清風南海を経て大阪歯科大学に入学しました。生まれも育ちも岸和田で、父の影響で沼町のだんじり祭りにも参加させて頂いておりました。
生まれ育ったこの地で、祖父、父が歯科医療を行ってきたこの地で再び「ふくもと歯科医院」を開院できたこと、非常にうれしく思います。また、昔から「福本歯科医院」に通っていただいていた方が再び来院していただくことは先祖代々歯科医院を継承してきた何よりの喜びです。
これからもふくもと歯科医院は歯科医療を通して地域の皆様に貢献できるよう「まごころ込めた」治療を行い、皆様の「かかりつけ歯科医院」となれるようスタッフ一同尽力してまいりますのでよろしくお願いいたします。

